平成二十四年の新年、明けましておめでとうございます。
本年の年間方針は「実行前進の年」と銘打たれました。
昨年は、皆様の強力かつ純粋なる信心によって、私ども西大宣寺支部の年間折伏誓願目標百名を、第三回目の支部総登山までに完遂することができました。
そして、その嬉しいご報告を、支部総登山の折に、御法主日如上人猊下様にお目通りをさせていただき、直々にさせていただきましたことは、私たちの生涯の喜びであり誇りでもございます。
これで、あの平成二十一年の七万五千名大総会での御指南を承けての、平成二十二年・二十三年と、二年連続して、折伏誓願目標を達成させていただいた次第です。
必ず、皆さんの、否それのみならず子々孫々にいたるまで、その福運たるや大きいものがある、と確信いたします。
今年は、それを承けての第三年目ということになりますが、今年こそ正念場であります。
私たちは、年間百五名という折伏誓願目標の御命題を賜っております。今年は、世界中もそうですが、日本国においても、大きな変革が起きるものと予想されております。
昨年の東北大震災を、「大悪おこれば大善来たる」との御金言で受け止めて、私たちの今生の使命を全うしてまいりましょう。
さて、その「年間方針」の『実行前進』とはどのような内容かといいますと、
『実行前進』とは、
一、平成二十七年・第二祖日興上人御生誕七百七十年の佳節までに、すべての法華講支部が、平成二十一年七月三十一日現在の講員数を五十%増加すること。
二、平成三十三年・宗祖日蓮大聖人御聖誕八百年の大佳節までに、法華講員八十万人の体制を築くこと。
との御命題達成に向かって、折伏実践計画、育成と登山の推進計画を立て、僧俗一致の唱題行を根本に、確実に計画を実行して、大法広布に前進することです。
そのために「実践テーマ」として、
①家族そろって勤行・唱題
②全講員で折伏実践
③新入講者と共に支部総登山
です。
この三項目の実践テーマは、いずれも信行の根幹をなす実践指針であり、御命題達成の要諦です。そのテーマの趣旨は次の通りです。
①家族そろって勤行唱題
家族が全員そろって朝夕の勤行をおこない唱題に励むことは、信行の根本であり、一家和楽・異体同心の精神を涵養する大切な修行です。
生活時間帯の異なる家族が、そろって勤行唱題するには、家族一人ひとりの自覚と協力が必要です。
物事の考え方の中心基点を信心に置き、家族そろって勤行唱題ができるよう、家族のお互いのあり方と生活のリズムを見直しましょう。
その家が栄えるのも滅びるのも、ひとえにこの信心にかかっているのですから。
②全講員で折伏実践
広宣流布の戦いは、全講員が心を一つにして、共通の目標を持ち、その目標実現のために大同団結して闘うことにより、個人個人の持てる力が充分に発揮され、想像以上の大きな推進力となって、目標達成に結びつきます。
僧俗一致の唱題行を行ない、具体的な活動計画を立てて折伏を実践し、誓願目標を必ず達成しましょう。
③新入講者と共に支部総登山
戒壇の大御本尊まします総本山の荘厳な霊域に身を置くことにより、おのずから命が浄化され生命力が強化されます。
新入講者と共に全講員が支部総登山に参加して信心を錬磨し、無量の功徳を享受して広布へ挺身できるよう、具体的な計画を立てて支部総登山を推進しましょう。
私たちは、平成二十四年の年間方針『実行前進の年』の意義と三項目の年間実践テーマの趣旨を心に刻み、布教区別広布推進会、私たちの菩提寺である西大宣寺の行事、法華講連合会や支部講中の諸活動に積極的に参加して、三項目の年間実践テーマを着実に実践し、もって来たる平成二十七年・第二祖日興上人御生誕七百七十年の佳節には「法華講員五十%増加」を、さらに同三十三年・宗祖日蓮大聖人御聖誕八百年の大佳節における「法華講員八十万人体制の構築」を達成すべく、実行前進の年を勇猛精進してまいりましょう。
本年もどうぞよろしくお願いします。
お会式の前の大掃除、又なお、年末のお忙しい中にも大掃除のお手伝いいただきまして有り難うございました。
心より御礼申し上げます。